全書評一覧



2019年05月24日 11時37分

ラーニング0・Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

小田崇仁

グレゴリー ベイトソン「精神の生態学」

 『精神の生態学』は、二十世紀を代表する知の巨人グレゴリー・ベイトソンが発表した多数の論文および講演録をまとめたものである。ベイトソ・・・

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2019年05月16日 18時23分

彼にとっては幸せな悲劇

吉満駿太郎

中村文則「遮光」

 この小説のラストシーンを読むと、多くの人間が重苦しい悲劇だと感じるであろうが、もう二度と会うことができない彼女への愛ゆえに彼が構築・・・

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2019年05月11日 15時26分

ドゥルーズ&ベイトソン

小田崇仁

ジル・ドゥルーズ、財津理「差異と反復 上」

 フランスの哲学者ジル・ドゥルーズは、『差異と反復』第三章「思考のイマージュ」において、思考の開始について論じている。ドゥルーズにお・・・

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2019年05月09日 16時41分

『an・an』的日本叙事詩

上田悠人

酒井順子「An'an no uso」

『an・an』創刊から45年間の歴史を振り返る、社会学的エッセイ。 僕自身は『an・an』はおろか、『ポパイ』とか『ブルータス』す・・・

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2019年05月09日 16時19分

感覚に訴えかける芸術

河本のぞみ

落合陽一「魔法の世紀」

応用物理、計算機科学、アートコンテクストを融合させた作品制作・研究に従事している落合陽一。〈現代の魔法使い〉とも呼び声高い彼は・・・

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2019年05月09日 16時14分

バスに連れ出されて

西 大知郎

石田千「バスを待って」

上京してからというもの、バスにはまったくのご無沙汰だった。東京の交通網をもってすれば、大体のところへは電車で行けてしまう。吉祥寺へと・・・

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2019年05月09日 16時13分

自分と向き合う

小林未奈

柚木麻子「早稲女、女、男」

この小説を読もうと思ったきっかけは、図書館で自分が通う早稲田という言葉が目に入ったことである。この話の主人公は早稲女らしい早稲女、つ・・・

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2019年05月09日 14時09分

あるがままの意味

島野史子

泉谷閑示「反教育論 猿の思考から超猿の思考へ」

私たちは幼い頃から、現代社会の立派な一員になるべく親や学校などの大人から「教育」をなされる。自分の感情のままに動くワガママは「悪」と・・・

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2019年05月09日 13時46分

美しく生きろ。

さくら

大森靖子「超歌手(毎日新聞出版)」

 超歌手大森靖子が書き下ろしたこのエッセイは、エッセイというより大森靖子そのものだ。文字というメディアを介して彼女自身の思想や生き様・・・

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2019年05月09日 13時38分

親愛なる いとうせいこう様へ

Junya Hirata

いとうせいこう「親愛なる」

 この小説を開けば、いとうせいこうからメールが届き、何故か行き違いが起きる。そして、いとうせいこうからこのメーリングリストというコミ・・・

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2019年05月09日 12時13分

ことばの残像

高野瑞季

筒井康隆「残像に口紅を」

メタフィクションが好きだ。専門的なことが語れるほどその分野に詳しいわけではないけれど、「あなたが読んでいるのは小説という、誰かの創作・・・

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2019年05月09日 12時07分

不思議な世界を閉じ込めて

Yuka Hanai

にしのあきひろ「えんとつ町のプペル」

 「紙離れ」が叫ばれるようになってから、ときどき「実物の本」の価値について考えることがある。電子書籍が一般的になった時代に、「実物の・・・

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2019年05月09日 11時06分

見つめるナベは煮えない

むさし

外山滋比古「思考の整理学」

 「見つめるナベは煮えない」とは、『待っている時間は非常に長く感じられる』という意味である。私は、このことわざは本書におけるキーワー・・・

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2019年05月09日 10時32分

私をどこかへ連れていって

カナト

伊坂幸太郎「バイバイ、ブラックバード」

 2019年4月、平成8年に生まれた私が、その一時代の終わりを目前に、初めて自発的に本を読んだ。自ら進んで本を手に取り読み切ったこと・・・

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2019年05月09日 03時01分

知能と愛情

Wakana Sugesawa

ダニエル キイス「アルジャーノンに花束を〔新版〕」

誰しも特別になりたい、という願いを少なからず持ったことがあるだろう。しかし、特別になること、人より優れることは本当に幸せなことなのだ・・・

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2019年05月08日 20時53分

笑う、産む、考える

土谷優衣

さくらももこ「そういうふうにできている」

よくハラハラドキドキするような展開や物語を求めて本を読んだり、映画をみる。しかしそれは楽しいと同時に心を酷使するような感覚に襲われる・・・

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2019年05月08日 17時12分

つくも神を知っている

糸井康子

小路幸也「すべての神様の十月」

子供はすぐに成長するからと、いつも少し大きめの靴を買っていたころが懐かしい。このあいだまでは余裕があったのに、今日履いてみたらつまさ・・・

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2019年05月08日 16時52分

情報システムに「気づく」

佐久間響子

Louis Rosenfeld、Peter Morville、Jorge Arango「情報アーキテクチャ」

私たちは知らないうちに、誰かが、あるいは社会が作り出した情報システムの中に組み込まれている。 私たちが何気なく使っているiTune・・・

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2019年05月07日 22時11分

私もぼちぼち老人力を

金廣 裕吉

赤瀬川原平「老人力」

 大事にされて、年季の入ったものには魅力がある。母は赤瀬川原平を敬愛しており、我が家の本棚の見につきやすい位置には、数年前の引っ越し・・・

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2019年05月07日 15時31分

葬儀場の物語

髙谷 蓮実

長月天音「ほどなく、お別れです」

 お葬式は誰のために行われるのか、という疑問に答えを出すことはナンセンスに感じるが、のこされた人々が悲しみから立ち直り、前を向くきっ・・・

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2019年05月07日 10時55分

自分を好きになるために

多田夏帆

久保友香「「盛り」の誕生」

 本書でなぜ顔を盛るのか?と問いかけられた現代の女の子たちは、「自分らしくあるため」と答えたという。私はその言葉の意味は「自分が好き・・・

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2019年04月16日 15時14分

身体をMUSTから解放する

chamo

坪田聡「朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」」

とにかく、早起きが苦手だ。早起きする時は大抵なにかを"しなければならない"時で、誰かが決めたから早起きする。仕事にしても、バイトにし・・・

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2019年04月14日 13時36分

些細な警鐘、パーソナルな広告

Nanami Sudo

久保田晃弘、レフ・マノヴィッチ、きりとりめでる「インスタグラムと現代視覚文化論」

 私にとってインスタグラムは生活の一部のツールとしてなくてはならない存在になっている。レフ・マノヴィッチ氏は写真の視覚的文化という観・・・

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2019年04月11日 11時35分

雑誌はパッケージ

Nanami Sudo

佐々木紀彦「5年後、メディアは稼げるか」

 『東洋経済オンライン』編集長('12-'14)の佐々木紀彦氏が2013年に執筆した本書は、5年後のメディアをウェブと紙という視点か・・・

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2019年03月03日 05時49分

webという空間

佐久間響子

遠藤英樹、松本健太郎「空間とメディア」

私は小学生の頃から、webは「空間」だと捉えてきた。何か情報を得るためには、web上のその空間に「アクセス」しなければいけなかったか・・・

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2019年02月28日 23時21分

最初の一歩

竹田 毬恵

K.M.ワイランド、シカ・マッケンジー「アウトラインから書く小説再入門」

今までアイデアに頼って、脳内プロットすらきちんと組み立てずに書きはじめて、行き当たりばったりで創作活動をしてきたが、この本を読んで改・・・

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2019年01月24日 19時51分

歴史の創作

竹田 毬恵

青沼英二「ハイラル・ヒストリアゼルダの伝説大全」

スマートフォンゲームが幅を利かせている最近のゲーム業界。かくいう私もスマートフォンゲームに、かなりの時間とお金と労力とをつぎ込んでし・・・

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2019年01月24日 12時49分

もうひとつのチョコレート作品

Satsuki.k

大石真「チョコレート戦争」

『チャーリーとチョコレート工場』は言わずと知れた、世界的に有名な児童文学である。2005年にティム・バートン×ジョニー・デップの名コ・・・

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2019年01月24日 01時00分

「設定資料集」というスケッチ

田代天音

元宮秀介、ワンナップ「ポケモンぜんこく図鑑」

 「ポケットモンスター」シリーズは、ゼルダの伝説シリーズと同じ任天堂から発売されたゲームである。シリーズのタイトルとなっている「ポケ・・・

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2019年01月23日 13時47分

世界すべて

杉町 愛美

小学館「小学館こども大百科」

 昔から本は挿絵か色が無いと読めなかった。裏を返せば絵があればいくらでも見てられるくらい、絵のある本は好きだった。特に図鑑が大好きで・・・

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2019年01月23日 07時31分

これは『書評』ではない

hirotaka

星新一「地球から来た男」

 本というモノを愛している。物語や知識を求めている。しかしながら私は読み物を憎んでいる。ついでに、「読書は素晴らしいものだ」という風・・・

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2019年01月23日 05時42分

機械で世界を紡ぐ

佐久間響子

飛浩隆「自生の夢」

「電子葉」のような、脳に組み込まれた情報処理装置、いわゆるBMI(ブレインマシンインターフェース)というものはSF作品に度々登場する・・・

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2019年01月22日 22時13分

当たり前精神

酒井優太

児玉光雄「「ついていきたい」と思われるリーダーになれる本」

 この世の中では様々な変化が日々起こっていくが、人々の考え方も変化しているのではないかと思う。「ゆとり世代」などという言葉もあるよう・・・

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2019年01月22日 21時35分

生命の息吹

guro

梶井基次郎「檸檬」

写真表現の中で、私の考える最も重要な事項は、それが生きているという証明を残すことである。動物であれば、それが生きているという証明、歴・・・

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2019年01月22日 18時12分

全員主役

ueno akiko

成田良悟「バッカーノ!1931」

 1931年、禁酒法時代のアメリカ。列車強奪を目論む不良グループ。指導者解放を望むテロリスト。白服を身に纏う殺し屋集団。大胆不敵な泥・・・

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2019年01月22日 15時24分

食と偏愛

宮田泰盛

村上春樹「ラオスにいったい何があるというんですか?」

私は、恥ずかしながら、村上春樹の本をこれまで読んだことがなかった。というのも、「なんだかちょっと難しそう」という理由で敬遠していたか・・・

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2019年01月21日 00時29分

フィクションに潜む作者の影

sono

角田光代「紙の月」

主人公の梅澤梨花は、不倫相手の年下の貧乏学生のために、パート先の銀行から一億円を着服するという罪を犯してしまう。 今回で終わりにし・・・

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2019年01月20日 17時58分

覗き見と溺れかけ

Niki.T

酒井順子「おばさん未満」

 多分この本を初めて読んだのは小学生かそこらだった。時々、しかし何度もこの可愛いらしい装丁を母親の本棚から取り出してこっそり読んでい・・・

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2019年01月19日 13時51分

びりっかすの神様の恩恵

mare

岡田淳「びりっかすの神さま」

 小学校4年生の時に、私のクラスは授業もままならない崩壊の状態になった。今思えば若気の至りで、非常に治安のいい、人気住宅街にある小学・・・

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2019年01月17日 14時34分

ゆたかさについて

宮田泰盛

角田光代「しあわせのねだん」

「ゆたかであるというのは、お金がいくらある、ということではけっしてないのだと、その人を見て知った。そういう意味で、まずしいまま年齢を・・・

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2019年01月17日 14時29分

つながりこそが、ボクらの武器

sawa

岩井 恭平「サマーウォーズ(スニーカー文庫)」

映画が公開されたのは2009年、私が小学校6年生の時だ。当時はチャットやプログに、ネット上で出会って現実でも出会う「出会い系」が増え・・・

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2019年01月17日 14時25分

人的魅了の高め方

sapporo2ban

藤沢数希、井雲くす「ぼくは愛を証明しようと思う。(1)」

この書評サービスでヒットしたのは漫画しかなかったが、私は小説の作品を読んだ。 私は、この作品を営業職の人、シャイな人、男性、女性、・・・

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2019年01月17日 12時25分

あなたは死ぬまでにどこに行く

田代天音

詩歩「死ぬまでに行きたい!世界の絶景日本編」

「死ぬまでに行きたいところ」旅行好きであれば一度はそんなリストを作ったことがあるだろう。壮大な絶景、異国の街並み、とんでもない秘境。・・・

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2019年01月17日 12時12分

ものづくりに関わる全ての人へ

みやざき はるか

藤原麻里菜「無駄なことを続けるために」

 1億総クリエイター時代。  ブログやTwitter等のSNSの発展により誰もが自分の言葉や写真・動画を発信できるようになった・・・

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2019年01月17日 11時00分

シンクロ男子から学ぶ非常識

ふくもり

矢口史靖「ウォーターボーイズ」

「シンクロ」というスポーツは女性がおこなうスポーツだという「常識」があった。しかしこの本で描かれているのは「男子校でのシンクロ」であ・・・

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2019年01月17日 10時43分

広義的デザイン

Nanami Sudo

ビアトリス・コロミーナ、マーク・ウィグリー「我々は人間なのか?」

「are we human?」デザインのスケールを見直し、広義的な意味としてのデザインの認識から始まる本書は、人間ーデザイン間を幾多・・・

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2019年01月17日 02時50分

保存する、という行為

kaho

岡田秀則「映画という“物体X”」

「見てない映画も、愛せますか?」 というセンセーショナルな一言が帯に刻まれたこの本は、映画保存について国立映像アーカイブ主任研究員・・・

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2019年01月17日 01時57分

世界構築という創作

hirotaka

ニンテンドードリーム編集部「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド マスターワークス」

 私が『ゼルダの伝説』を愛し始めた十年前、公式の提供する情報はファンにとって十分ではなかった。ファミコンやマリオを世に送り出してきた・・・

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2019年01月17日 01時22分

やっぱり だからすき

あや

荒井良二「あさになったのでまどをあけますよ」

 どんな大人になろう。なればいいのだろう。刺激的な情報がインターネットを通じて24時間365日入手可能な世の中。10代を僅かに残して・・・

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2019年01月17日 01時01分

何度でも楽しめる名作

竹田 毬恵

アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」

初めて読んだ時、もの凄い衝撃を受けた一冊。絶海の孤島に閉じ込められた登場人物たちが、一人また一人と数を減らしていくその様を、1回目は・・・

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2019年01月16日 22時04分

写真表現と重ね合わせて・・

Sakurako

梶井基次郎「檸檬」

 課題や受験、就職活動・・・・人は何かに追われている時、孤独な不安に押さえつけられることがある。 その不安は明確に表現できるもので・・・

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2019年01月16日 21時46分

アンを追って

Satsuki.k

モンゴメリ「赤毛のアン」

言わずと知れた、モンゴメリの代表作「赤毛のアン」シリーズの一作目。日本では「花子とアン」など、赤毛のアンの翻訳家として有名な村岡花子・・・

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2019年01月16日 18時48分

牢獄からの上京

酒井優太

夢野久作「恐ろしい東京」

 私は現在東京で暮らしているが、大学に入るまでは佐賀の山の中で中高6年間寮生活を行っていた。テレビや携帯電話もなく外部の世界とは隔離・・・

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2019年01月16日 17時08分

「たいせつなこと」を再考する

さくら

サン・テグジュペリ「星の王子さま」

 1943年、ニューヨークで出版された童話『星の王子さま』は、現在では200以上の国と地域の言葉に翻訳され、ロングベストセラー作品と・・・

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2019年01月16日 16時38分

自己を装う

Sakurako

茂木健一郎、恩蔵絢子「化粧する脳」

 先日、パスポート申請のために証明写真を撮った。少しは顔を整えようとヘアメイクをセットしたはずなのに、想像とは違う自分の顔がそこには・・・

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2019年01月16日 15時47分

ありのままに

杉町 愛美

福永令三「クレヨン王国新十二か月の旅」

 昔から本は挿絵か色が無いと読めなかった。何か視覚刺激が無いとものの数十秒で字を追うのをやめてしまう。文中に気になる言葉が出てくると・・・

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2019年01月16日 02時14分

さよならをいうのは死ぬこと

ueno akiko

レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」

 『こんどコーヒーをわかしたら、ぼくに一杯ついで、バーボンを入れ、タバコに火をつけて、カップのそばにおいてくれたまえ。それから、すべ・・・

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2019年01月16日 01時14分

私の人生の教科書

じゃん

LDH JAPAN「Erudieichi awa puromisu」

自信や夢や目標を見失った若い社会人や就職活動中の学生にぜひ読んでもらいたい一冊です。私がエンタメ業界を目指すきっかけになったコンテン・・・

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2019年01月15日 11時36分

誰にでもある「あの頃」

guro

九把刀、阿井幸作、泉京鹿「あの頃、君を追いかけた」

「事実は小説よりも奇なり」という言葉がある。“世の中の実際の出来事は、虚構である小説よりもかえって不思議である”という趣旨の言葉であ・・・

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2019年01月15日 03時15分

物語の「価値」の行方

佐久間響子

神林長平「言壺」

私がこの小説を読んだのは二年前だが、二年経っても鮮明に思い出せる文がある。 「こんな時代もあったのかと、未来人はわくわくしながら読・・・

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2019年01月14日 14時29分

ぶっちぎりのラカン入門書

村井 翔

片岡一竹「疾風怒濤精神分析入門」

天才という人種がこの世にいることは知っていたが、モーツァルトのような雲の上の存在だと思っていた。まさかこんな自分の近くに天才がいよう・・・

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2019年01月13日 23時54分

前人未到のゴダール分析

小田崇仁

平倉圭「ゴダール的方法」

 平倉圭の『ゴダール的方法』は、ジャン=リュック・ゴダールの映画を驚愕の解像度で分析する前人未到のゴダール論である。ゴダールの映画に・・・

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2019年01月11日 19時23分

食べ物版・枕草子

sono

石井好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」

この本に出会ったきっかけは、自炊ご飯をInstagramに投稿しているファッションモデルだった。私も食べ物が好きだ。本においては、・・・

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2019年01月10日 14時55分

VR技術

中野陽太

伊藤裕二「VRインパクト」

ネットのものなので写真の本ではありません。 ⑴ まず初めにGoogleで「SF文学作品 短編 無料 検索」で調べた。すると小説検索・・・

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2019年01月07日 13時46分

味わう読書

庄子

堀江敏幸、角田光代「私的読食録」

 わたしも読書はしんどい。好きな作家でも、好きな題材でも、本を読んでいると、なにかと戦っているような気分になる。左手でおさえた残りの・・・

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2019年01月07日 13時44分

震える手

asana

羽生善治、吉増剛造「盤上の海、詩の宇宙」

 話す時に口は震え、指す時には手が震える。怒りで震えているわけではない。しかし、それでも震えは内からやってくる。震えは自分では止める・・・

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2019年01月06日 17時50分

近代著者以外も成立

atsutomo

若松英輔、島田潤一郎、牟田都子、矢萩多聞、橋本亮二、笠井瑠美子、川人寧幸、藤原隆充、三田修平、久禮亮太「本を贈る」

 「読者」は自明の存在ではなく近代化の過程で「成立」したものであることを前田愛は示してくれた。ところで実際にある人が「読者」になるに・・・

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2018年12月26日 13時44分

手は盗めない

橋本一径

ジャン=ピエールボー「盗まれた手の事件」

 部屋は本に溢れているが、決して本が好きなわけではない。研究に使う本は必要な箇所を飛ばし読みするのがほとんどで、夢中になって読み通し・・・

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2018年12月21日 18時29分

異種生命体と共生できるか

Yuri Sato

アイザック・アシモフ「世界SF全集」

 SF小説と縁のない読書生活を送っていた私がアイザック・アシモフという作家の名前を初めて聞いたのは、ある男性の口からだった。テレビ東・・・

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2018年12月21日 17時47分

『地には豊穣』を読んで

村上静香

長谷敏司「Mai hyumaniti」

私が技術改革の進んだ未来の世界を想像する時、身体にチップが埋め込まれていてどこかの組織に管理されている人間、そのチップで意思伝達まで・・・

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2018年12月21日 11時55分

科学でも愛を

Junya Hirata

エンリケ・バリオス「アミ小さな宇宙人」

「わかったかい? 遊びか、おとぎ話のようにして、ほんとうのことを言うんだ」 真実と呼びたいくらいの誠実さを笑われた経験は数え切れな・・・

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2018年12月21日 11時46分

魔法の手

小林 匠吾

伊藤計劃「ハーモニー」

 読むなら『虐殺器官』からにしよう、と思ってから早三年ほど。伊藤計劃の著書は高校でも人気で、興味はひかれていたものの、シリーズの最初・・・

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2018年12月21日 11時46分

異星人の到来と人類の未来

鴨川 春子

アーサー・C. クラーク「幼年期の終わり」

SF作品と聞いてまず初めに思い浮かんだのがアーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』だった。この本は、私が中学生の時に当日の担任の先・・・

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2018年12月21日 11時40分

現実と虚構を生きる

修理 香菜美

円城 塔「バナナ剥きには最適の日々」

 正直、知っているSF作家といえば星新一くらいだった。今回は技術描写がより優れている他の作家の作品を開拓してみたいと思い、ネットでハ・・・

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2018年12月21日 11時30分

長距離通勤時代

佐々木 霞

星新一「マイ国家・ひとにぎりの未来」

 私はこれまで、まともにSF作品に触れたことがなく、なんとなく難しそうでとっつきにくそうなイメージがあった。そこでまずインターネット・・・

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2018年12月21日 11時29分

顔の美醜と広告について

上田悠人

テッド チャン「あなたの人生の物語」

1) 本との出会い 以前演習の後にドミニク・チェン先生に勧めていただいた『あなたの人生の物語』というSF短編集に収録されている・・・

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2018年12月21日 10時44分

「全知」を知る

木造 希

野_ まど 「know」

 私はこれまでSF文学作品を好んで読んでこなかったタイプの人間であったため、SF作品の知識が皆無であった。あまりにも現実離れしている・・・

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2018年12月21日 10時38分

不思議な予言者

sawa

星新一「ボッコちゃん」

星新一氏は日本のSFの名手である。しかも極めて珍しいことに、その作品に幼児の時に親しんだという人が多い。それは2007年〜2008年・・・

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2018年12月21日 08時21分

篠田節子「操作手」について

小野紘史

日本SF作家クラブ「日本SF短篇50 4」

数年前、近所の本屋さんにて見つけた。目立つコーナーにあった目立つ表紙のこの本を立ち読みしてみると面白かったのでそのまま購入。何度か読・・・

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2018年12月21日 08時18分

現実と空想

土谷優衣

ハーラン・エリスン「死の鳥」

私は普段自分からSFを読もうとすることがあまりなく、とりあえず短編を読もうと思い探したところ「死の鳥」というタイトルが目に止まった。・・・

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2018年12月21日 08時16分

肩の上の秘書

竹田 毬恵

星新一「悪魔のいる天国」

どのようにその本を見つけたか:SFといえば星新一という安直な考えのもと、図書館で星新一の短編集を複数借り、借りた本の中の一冊に収録さ・・・

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2018年12月21日 04時52分

人と文化は

鍋田 将樹

長谷敏司「Mai hyumaniti」

 SF作品という題材を提示されて最初に思い浮かんだ作家が、伊藤計劃氏でした。しかし、せっかくの機会なので新しいSF作品を読みたいと思・・・

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2018年12月21日 03時56分

露呈するヒトの弱さ

境田梨甫

久永実木彦、高山羽根子、宮内悠介、加藤直之、秋永真琴、松崎有理、吉田隆一、倉田タカシ、宮澤伊織、堀晃「Genesis 一万年の午後」

今回が人生で2回目ほどのSF小説の読書体験であったほどに、SFというジャンルにさほど興味を持たずに生きてきた。私にとって「SF」と・・・

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2018年12月21日 03時26分

夢の世界

生沼光悠

星新一「ブランコのむこうで」

SF小説について検索している中で、一番多くヒットしたのが星新一さんの作品だったことから、星新一さんのSF小説を読んでみたいという思い・・・

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2018年12月21日 03時25分

未来の描写に現在を思う

金廣 裕吉

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「たったひとつの冴えたやりかた」

 まず断らねばならないが、恥ずかしながら本書との出会いは、数限りない書物の中から偶然に手に取った、という運命的なものではなく、課題に・・・

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2018年12月21日 02時31分

固定観念に疑問を抱かせる本

武士奈央

フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を読んで_DFW課題 1T170544-6 武士奈央 (1) どのようにしてその本を見・・・

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2018年12月21日 01時44分

新人類。それは希望か絶望か。

松場智紀

ジェフ ヴァンダミア「全滅領域 」

 「アナイアレイション-全滅領域-」という映画がある。「内容が意味不明」というそれこそ意味不明な理由で、米国以外ではネットフリックス・・・

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2018年12月21日 01時29分

技術の発展と無自覚な死

宮内

レイ・ブラッドベリ/伊藤典夫訳「十月の旅人」

親の本棚にあったものを適当に東京の自分の家に持って来ていて、ずっと読まずに積ん読してあったものを、今回SF作品を読むということで思い・・・

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2018年12月21日 00時03分

過去と未来の関係

松本健太郎

ロバート・F・ヤング、伊藤典夫、深町眞理子、山田順子「たんぽぽ娘」

私はタイムリープやタイムトラベルのような時間をテーマにしたSF作品を探しました。そこで「たんぽぽ娘」という作品を見つけました。 こ・・・

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2018年12月20日 22時46分

建前世界

小高夏実

星新一「世界SF全集」

 “SF文学“本は好きだが今までほとんど触れてこなかったジャンルである。どこまでがSFと呼ぶにふさわしい作品なのだろうかと悩むととも・・・

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2018年12月20日 22時46分

自らの意思による記憶改編

山本真由

東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」

(1)作品との出会い 私は小学生の頃から東野圭吾さんの作品が好きで『パラレルワールド・ラブストーリー』も10年ほど前から気になっ・・・

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2018年12月20日 17時33分

もし実現したら

林崎 美侑

長谷敏司「Mai hyumaniti」

普段本や映画を選ぶ際、私はいつもカバーのビジュアルで判断している。しかし、作品を探すに当たり今回はビジュアルで選ばないようにしようと・・・

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2018年12月20日 17時24分

鏡水敬尋 『夢の果て』

胡子美春

和田英「富岡日記」

最初に、インターネットで見つけたものなのでタイトルと異なります。 見つけた経緯は、インターネットで無料で読めるサイトを見つけ・・・

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2018年12月20日 16時13分

私とはなにか

Karin Yoshida

長谷敏司「Mai hyumaniti」

 この課題を聞いたときにどの本を題材にしようか悩んでいたら、以前から読もう読もうと思っていた長谷敏司の『My Humanity』を思・・・

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2018年12月20日 05時35分

もしも言語が進化したら?

島野史子

牧野 修「月世界小説」

 この課題に取り組むにあたり「SF小説 おすすめ」で検索をかけた。すると、多種多様なジャンル・内容のSF小説が出て来た。一通り見てみ・・・

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2018年12月20日 01時09分

社会における善と悪とは

ペレーラ世菜莉

村田沙耶香「殺人出産」

 私が村田沙耶香さんの作品と出会ったきっかけは、詩人の伊藤比呂美さんのジェンダーの授業で「なぜ結婚は2人でなければならないのか」につ・・・

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