『虐殺器官』の書評





2019年11月05日 14時35分

麻痺した人間の罪と罰の感覚

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伊藤計劃「虐殺器官」

 これは近未来テクノロジーが基盤を支える社会での戦争の物語だ。主題は生と死、罪と罰におかれ、文体もどことなくドストエフスキーの『罪と・・・

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